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●バンド名の由来は?
前川:"かりゆし"とは沖縄の言葉で、"寿"、"とてもめでたい"という、リゾートの名前とかにも使われているごく一般的な言葉。"58"は、沖縄のメインストリートで九州につながってる、国道58号線から。この二つの単語をつなげることで、僕らのもつ「沖縄」というアイデンティティーを明確に打ち出していこうという思いのもと決めました。
●バンド結成までのストーリーを教えて下さい。
前川:新屋(G)と中村(Dr)の二人が元々幼馴染で、二人とも、地域の中でもメジャーな高校にいたんですよ。その高校は人気があるので、文化祭の後夜祭とかもすごく盛り上がるんですけど、そこで二人がいたバンドがステージで演奏してたのを見て、どうしても自分もそこに入りたくなって。で、一旦は断られたんだけど、練習してるとこに毎回足を運んで、ついに彼らのバンドがライブしてるとこでメンバーの一人に強引にベースを譲らせて、そのままステージに立ったんです(苦笑)。それが、ホントに最初ですね。その後、高校卒業して進路もバラバラで会う機会もなくなってましたが、2年前に偶然飲み屋で再会したんです。
新屋:そこで、今までの経緯とか話してたら、意気投合して(笑)、バンド結成を決めました。
●結成してからは?
前川:なんせスタートが24歳で遅かったんで、できるだけ早く行動したくて。2005年7月の初ライブの時にもうデモCDを作っておいて、あちこちのレコード会社に配ったんです。昨年2月にデビューアルバム「恋人よ」を全国リリースしたんです。
これが全然売れなくて・・・。いきなり解散の危機をむかえます(涙)
●多くの方々に、知られるきっかけとなった"アンマー"について教えてください。
前川:アンマーは沖縄の言葉でお母さんという意味です。
さっき話したデビューアルバム「恋人よ」が全然売れなくて(苦笑)、レーベルの担当者からも次が最後になるかって言われて。そういう状況で「アンマー」を制作しました。この曲で、絶対売れてやる!というよりも、最後になるかもしれないんだったら、CDを出すチャンスのあるうちに、母ちゃんへの気持ちを書こうと思いました。手紙を出す感覚で。自分は、今まで暴力事件起こして学校を退学になったり、入れ墨入れたりと母ちゃんに迷惑ばっかりかけてきて・・・沖縄を離れて愛知で3年間働いて自分の稼いだお金で生活してみて初めて気付いたんです。自分はいつも同じ服ばかり着て買いたいものも買わず、家族のために朝から晩まで働き続けて、俺らに御飯を食べさせてくれて、いつも連絡をくれていて。しょっちゅう食べ物を送ってくれたり。母ちゃんの苦労が全部とはいわないけど、本当にわかったんです。その「アンマー」が少しずつですが、皆さんに聴いてもらえるようになって、やっぱり誰にとっても母親の存在はでかいんだなと思いました。みんな、母ちゃん出身ですからね(笑)。
●お母さまは凄く喜んでますよね?
前川:どうでしょうね(苦笑)。こっそり、ライヴとか見に来てたりしますけど(苦笑)。
新屋:前川のお母さんがライヴに来るとすぐ分かるんですよ。顔がそっくりだから
(笑)
●今までで一番「失敗したな〜」と思ったことは?
前川:小さいのならいっぱいあるんですけど…(笑)。去年の有線新人賞をいただいた時は、歌詞を思いっ切り間違えました!
新屋:後でいろんなやつから「間違えたね〜!」って電話がかかってきて。
前川:「第一声がそこかよ!」って、ね。
中村:あとは、九州ツアーを敢行した時は、28時間船に乗ってから九州入りしたんですけど、3日間船酔いがとれなくて。福岡では、ほとんど演奏できない状態でした。もう、気合だけで演奏しましたよ(苦笑)
●今挑戦したいことは?
新屋:体を鍛えて、裸でライブ!!!あ、上半身だけですよ(笑)
前川:僕は、フットサルやりたい!今までFC琉球の試合のハーフタイムで何度か歌っていて、その中で一度、湘南乃風さんと共演した時、湘南乃風 vs. 琉球の風ってタイトルで試合をしたんですが、僕、開始5分でリタイアしちゃって(笑)
新屋:本当は全国ツアーをやって、行った事の無い街でまだ見ぬ人達と交流したいです!
●これから、どんな活動をしていきますか?
前川:アンマーはもちろん大切な曲ですけど、僕らのいろんな面を見せていきたい。日常的な事柄に対して自分達が感じたことを、自分達の言葉で伝えていきたいです。4月に新曲を出す予定なんですけど、愛とか幸せって、気づけば身近なところにあるってことを伝えたい。聴いてて暖かい気持ちになる音楽を発信していければと。
●メンバー間でのルールみたいなものは、ありますか?
前川:他のメンバーは、僕のテンションを落とすのが好きです(笑)ってのは置いといて、まあ、友達同士の暗黙の了解みたいなものだけど、練習の時以外は音楽の話はしないですね。
●今沖縄で流行っているものはありますか?
前川:タコライスは、今でも週2, 3回は食べます!
中村:スパムおにぎり、さんぴん茶も。
スタッフ:コーレイグースー(泡盛に唐辛子を丸ごと漬けこんだ調味料)と、島豆腐とかジーマミー豆腐は、ぜひドンキさんに置いて欲しいです!
●曲はどんな時にできるんですか?
前川:僕は、曲が出来るのはわりと瞬間的で、「ポッ」と思いつくんですよね。今日も、風呂に入ってる時に思いついて、「できたよー」って中村に言ったら、うすーい反応でしたけど(笑)。あとは、以前名古屋でしてた仕事がトラック運転手だったこともあって、車に乗ってる時にもよく思いつきますね。それと、新屋がよくギターを弾いてるので、その曲に合わせてメロディーが浮かんだり。
●最後に、ファンの皆さんに一言!
前川:僕らも背伸びはせずに等身大で頑張っていくので、皆さんも、ドン・キホーテに行くみたいに気楽に、自然に、心に感じながら聴いてくれたら嬉しいなと思います。
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