SPF (紫外線防御指数)とPA (UV-A防御指数)

紫外線に曝露して2、3時間後から翌日にかけて皮膚がうっすらと赤く(紅斑)なります。この紅斑をもとにして日焼 け止めクリームの紫外線防御効果(SPF: Sun Protection Factor)が決められています。
SPF=(日焼け止めクリームを塗った時の紅斑が現れるまでの紫外線量[時間])
  ÷(日焼け止めクリームを塗らなかった時の紅斑が現れるまでの紫外線量[時間])
言いかえると、
 (日焼け止めクリームを塗った時の紅斑が現れるまでの時間)
=(日焼け止めクリームを塗らなかった時の紅斑が現れるまでの時間)×SPF
となります。

平均的な日本人の場合、素肌を真夏の日差しの強い時間帯に紫外線にさらすと、紅斑が現れるまでに15分から25分程度かかります。従って、SPF15の日焼け止めクリームを塗った場合にはその15倍の時間、つまり、紅斑が現れるまでの時間は4時間から6時間程度となります。

また、日焼け止めクリームのSPFは1センチあたり2mg塗ったときの効果を表していますので、塗り方によっては十分な効果が得られないこともあります。決められた指示に従って使用するよう心がけて下さい。

SPFの指標となる紅斑は主にUV-Bによって起こりますが、UV-Aによっても皮膚の黒化が起こります。皮膚の黒化を指標としてUV-Aの防御効果(PFA:SPFと同様の方法で算出)を求め、求められたPFAを基にPAという指標が作られています。日本化粧品工業界分類ではPAは次の3段階に分けています。
PA+ : PFA2以上4未満・UV-A防御効果がある。
PA++ : PFA4以上8未満・UV-A防御効果がかなりある。
PA+++ : PFA8以上・UV-A防御効果が非常にある。
*紫外線保健指導マニュアル(環境省)より引用