人体に有害といわれているB領域紫外線(UV-B)の性質をまとめると、以下のようになります。
- 薄い雲では紫外線の80%以上が透過し、屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同程度である。
- 地表面の種類により紫外線の反射率は大きく異なる(新雪:80%、砂浜:10〜25%、コンクリート・アスファルト:10%、水面:10〜20%、草地・芝生、土面:10%以下)。
- 標高が1000m上昇するごとに紫外線は10〜12%増加する。
- 建物の中では屋外の10%以下の紫外線がある。
また、目への曝露に限ってみると、
- 帽子の着用で20%減少する。
- UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で90%減少する
実際にどの程度紫外線を浴びるかは一人一人の行動によって異なります。日常生活中の紫外線曝露量を正確に測ることはそれほど簡単ではなく、実験的に測定されたデータや少数の人を対象にした調査しかありません。1994年から1997年に環境省(当時、環境庁)が小学生、主婦などを対象に行った調査によると、同じ地域でも一人一人の生活スタイル(戸外活動)によって紫外線曝露量は大きく異なっていることがわかっています |
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図11 紫外線の反射と透過 |
*紫外線保健指導マニュアル(環境省)より引用 |
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