間違った認識

日焼けに対しての皆さんの認識は、如何でしょうか?
意外に間違った認識をされている方も多いのではないでしょうか?

以下は、WHOの紫外線に関する小冊子(Global Solar UV Index -A Practical Guide-)に書かれている、紫外線に関する間違いやすい考え方をまとめたものです。なお、ここで使われているサンバーン(sunburn)サンタン(suntan)は、日本語ではどちらも“日焼け”と呼ばれていますが、サンバーンは紫外線に曝露した直後に現れる赤い日焼け(紅斑)で、サンタンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヶ月続く黒い日焼けです。

*紫外線保健指導マニュアル(環境省)より引用

間違い
正しい
日焼け(サンタン)は健康的である。 日焼け(サンタン)は、私たちの体が紫外線による被害を防ごうとする防衛反応ですが、その効果は小さく、注意信号と考えるべきです。
日焼け(サンタン)は私たちを日光から守ってくれる。 白い皮膚に出来た日焼け(サンタン)は、SPFが4程度のわずかな日焼け防止効果しかありません。
曇った日は、日焼け(サンバーン)をしない 薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。
大気中の汚れは、紫外線への曝露を増加させることもあります。
水の中では日焼け(サンバーン)をしない。 水はわずかな紫外線しか防いでくれません。むしろ、水面の反射は紫外線の曝露を増やすといえます。
冬の間の紫外線は危険ではない。 一般的に冬の紫外線は弱いが、雪による反射により2倍近い曝露となります。特に、高い山では注意が必要です。
日焼け止めクリームは私たちを守ってくれるので、非常に長い時間日光を浴びて大丈夫である。 日焼け止めクリームは紫外線を浴びることが避けられない時に、防止効果を高めるものですが、太陽に長時間あたるために使用するのは間違いです。
日光浴の途中で定期的に休憩をとると、日焼け(サンバーン)を起こさない。 紫外線曝露は一日をとおして蓄積されていきます。
太陽の光に暑さを感じない時には、日焼け(サンバーン)を起こさない。 サンバーンは私たちが感じることのできない紫外線によるものです。暑さを感じるのは赤外線によるもので、紫外線ではありません。

(WHO : Global solar UV index -A practical guide- 2002より翻訳)

*紫外線保健指導マニュアル(環境省)より引用